高橋です。
昨日、埼玉県の指定工場役員会があり、大宮の整備振興会さんに行ってきました。
当社のシムラス車検センターの指定工場資格取得の際に大変お世話になった、岩間さまにも久しぶりにお会いすることができました。
今朝、娘の車両のオートフラット1年点検で、シムラス車検センターに行きました。
何気なく、皆が一生懸命に整備している姿を見ていた際、『ちょうど、10年前の今頃、指定工場のトライアルをしていたこと』を思い出しました。
当社では、車検に取り組んで20年以上になります。
立ち上げ当初は、志村ホンダ販売の車検センターを使って車検を行ってきましたが、10年前に株式会社志村の自社工場として、新たに指定工場を作ろう、というプロジェクトを動かしました。
ちょうど、日産サティオさんが撤退された物件があり、そこを当社の車検センターとして居ぬきでお借りすることができました。
指定工場は、誰でも取れるものではありません。
国で定められた基準に基づいた設備。
国で定められた資格を持った整備士。
国から認められた、安全で信頼できる管理体制。
が整っている工場にのみ、陸運局からの指定が与えられます。
ホンダの車検センターで通常業務を行いながら、新しいシムラス車検センターでの指定取得業務となります。
同時に2工場、を運営した期間は、今思い出しても、本当に大変でした。
当時から頑張ってくれていた、駒場マネージャー、笠原くん、清水昭さん、その過程で入社してくれた
根本サブマネージャーと菅田リーダー。このメンバーのおかげで、今のシムラス車検センターがあります。
私も、専務という立場でしたが、シムラス車検センターの事業場管理責任者として、本社から机ごと引っ越しを
しました。
2010年2月に引っ越しをしたときには、私と、笠原君と、金子君の3人だけでした。
広い車検センターの隅に、私の机を1つだけ置いて仕事を始めたこと、覚えています。
3人で何度も大宮の振興会に通い、法律の勉強や、安全確実な体制づくりを皆と一緒に進めました。
2010年7月に陸運局さんからの1時間近いヒアリングの前には、笠原君と一緒に徹底的に練習をしました。
ヒアリングが終わった後に、振興会の岩間様や、当社の店主から「お疲れさん、よくやったね。」と言ってもらった
ことは、今でも忘れられない思い出です。
あれから10年、新しい、素晴らしい人財たちが加わって、皆が笑顔で一生懸命仕事をしてくれている姿を見て、
あのとき頑張って、本当によかったな・・・と思えます。
10年をかけて、シムラス車検センターが、シムラスカーライフセンターに進化したように、
また、ここから10年後、大きな変化・挑戦を、皆と力を合わせて進めていきます。